「サッカーの練習で走るとかかとが痛い」
「休むと楽になるけど、練習を再開するとまた痛む」
「成長痛だから、そのうち治る?」
成長期のお子さんで、こんな症状はありませんか?
今回は、宝塚げんき鍼灸整骨院へ実際に来院された、宝塚市在住・小学生男子のシーバー病(踵骨骨端症)の症例をご紹介します。
このお子さんはサッカーをしており、練習量が増えてからかかとの痛みが出始めました。
特にダッシュやジャンプで痛みが強く、休むと少し楽になるものの、スポーツを再開すると再び痛む状態でした。
なお、症例の経過や回復までの期間には個人差があります。同じ症状でも原因や状態は異なるため、一例としてご覧ください。
- 今回の症例|小学生男子・サッカーでかかとが痛い
- シーバー病とは?
- 「成長痛だから放っておけばいい?」
- 今回の症例では「練習量が増えたあと」に痛みが出ていました
- 休むと楽になるのに、また痛むのはなぜ?
- スポーツは完全に休まないといけない?
- 「痛いけど試合だけ出たい」は?
- 復帰は日数より「動作」で確認
- 今回の症例では何を確認した?
- 症例の経過
- 子どもが「痛くない」と言っても走り方を見る
- シューズも確認しよう
- ストレッチは強くやればいい?
- シーバー病以外のかかとの痛みもあります
- こんなかかとの痛みは整形外科へ
- 宝塚げんき鍼灸整骨院では何を見る?
- 今回の症例から確認したい5つのポイント
- 宝塚市・阪急山本駅周辺で子どものかかと痛にお悩みの方へ
- まとめ
今回の症例|小学生男子・サッカーでかかとが痛い
- 年代:小学生
- 性別:男子
- お住まい:宝塚市
- スポーツ:サッカー
- 主なお悩み:運動時のかかとの痛み
練習量が増えてから、走るときにかかとの痛みを感じるようになりました。
特につらかったのが、
- ダッシュ
- ジャンプ
- 強く地面を蹴る動作
です。
休むと痛みは軽くなるものの、練習を再開すると再び症状が出るため、保護者の方も心配されて来院されました。
シーバー病とは?
シーバー病は、踵骨骨端症とも呼ばれる、成長期にみられるかかとの痛みの一つです。
ランニングやジャンプの多いスポーツでは、足へ繰り返し負荷がかかり、成長期のかかと周辺に痛みが出ることがあります。
特にサッカー、バスケットボール、陸上など、走る・跳ぶ動作が多い競技をしているお子さんでみられることがあります。
「成長痛だから放っておけばいい?」
子どもの足が痛いと、
「成長痛やろ」
と考えて様子を見ることがあります。
しかし、シーバー病は一般に言われる「成長痛」とまったく同じものではありません。
運動時にかかとの特定の場所が痛む、押すと痛い、走るたびに繰り返す場合には、足の状態を確認することが大切です。
今回の症例では「練習量が増えたあと」に痛みが出ていました
成長期のスポーツ障害では、最近の練習量の変化も重要です。
例えば、
- 練習日が増えた
- 走る距離が増えた
- ダッシュ練習が増えた
- 試合が続いた
- 休養日が少なくなった
などです。
今回のお子さんも、練習量が増えたあとから痛みが出始めていました。
「身体が硬いから」だけでなく、現在の身体に対してスポーツ負荷がどの程度かかっているかを見る必要があります。
休むと楽になるのに、また痛むのはなぜ?
スポーツを休んでいる間はかかとへの負荷が減るため、痛みが軽くなることがあります。
しかし、痛みがなくなった直後に元の練習量へ戻せば、症状が再び出る場合があります。
そのため、
「数日休んで痛くないから、明日から全力練習」
ではなく、走る・ジャンプするなどを段階的に確認していくことが大切です。
スポーツは完全に休まないといけない?
症状の強さによって異なります。
痛みが軽い場合には、スポーツ内容を調整しながら続けられるケースもあります。
一方で、歩行時にも痛む、練習後に強く痛む、走り方が変わるほど痛い場合には、一定期間の休養が必要になることもあります。
例えば、
- ダッシュを減らす
- ジャンプ練習を調整する
- 練習時間を短くする
- 一時的に休養する
など、その時点の症状に合わせて考えます。
「痛いけど試合だけ出たい」は?
大会や試合が近いと、本人も保護者も「何とか出たい」と思うことがあります。
しかし、試合では練習よりダッシュ・方向転換・ジャンプの強度が上がることがあります。
普段の練習でも痛みが出ている状態で、試合だけ全力で出ることは慎重に考える必要があります。
復帰は日数より「動作」で確認
スポーツへ戻るときは、
- 普通に歩ける
- 軽くジョギングできる
- 少し速く走れる
- ダッシュできる
- ジャンプ・方向転換ができる
- 通常練習へ戻る
というように、競技に必要な動作を段階的に確認する方法があります。
翌日になって痛みが強くなっていないかも確認しましょう。
今回の症例では何を確認した?
今回のお子さんでは、かかとだけではなく、
- ふくらはぎの状態
- 足首の動き
- 足への負担
- スポーツの練習量
なども確認しました。
そのうえで、身体の状態に合わせた施術と、自宅で行えるケア、スポーツ時の注意点をお伝えしました。
ただし、施術だけ受ければ練習量を変えなくても大丈夫という意味ではありません。
成長期のスポーツ障害では、身体へのケアと運動負荷の調整を一緒に考えることが大切です。
症例の経過
今回の症例では、施術と運動量の調整を行いながら経過を確認しました。
症状は徐々に軽減し、最終的にはほぼ痛みなくスポーツを行える状態まで経過しました。
ただし、これは今回のお子さん個人の経過です。
シーバー病なら何回で改善する、という意味ではありません。
症状の強さ、練習量、成長段階、スポーツ内容などによって経過は異なります。
子どもが「痛くない」と言っても走り方を見る
子どもはスポーツを続けたい気持ちから、痛みを小さく伝えることもあります。
保護者の方は、痛みの点数だけでなく、
- 走り方が変わった
- かかとを浮かせて歩いている
- 練習後に足を引きずる
- 朝も痛がるようになった
- 以前よりプレーを避けるようになった
など、動きの変化も見てみましょう。
シューズも確認しよう
成長期は足のサイズが変わりやすいため、シューズの確認も大切です。
- 靴が小さくなっていないか
- かかと部分が大きくすり減っていないか
- 競技に合ったシューズか
- 靴の中で足が大きく動いていないか
なども確認してみましょう。
ストレッチは強くやればいい?
ふくらはぎの柔軟性を保つことは身体づくりの一つですが、かかとが強く痛む状態で無理に伸ばす必要はありません。
特にストレッチでかかとの痛みが増す場合は、いったん中止して状態を確認してください。
「痛いほど伸ばした方が効く」というものではありません。
シーバー病以外のかかとの痛みもあります
成長期のかかと痛だからといって、すべてがシーバー病とは限りません。
例えば、
- 強くぶつけた
- 高い場所から着地した
- 急に非常に強い痛みが出た
- 大きく腫れている
場合は、骨折など外傷を確認する必要があります。
また、安静でも痛い、発熱を伴うなどの場合には、スポーツ障害以外の原因も考える必要があります。
こんなかかとの痛みは整形外科へ
- 体重をかけられない
- 大きく腫れている
- 転倒・衝突後から強く痛む
- 安静にしていても強く痛む
- 夜間も強い痛みが続く
- 発熱を伴う
- スポーツを休んでも改善しない
「子どもだから成長痛」と自己判断せず、必要な場合は整形外科で状態を確認してください。
宝塚げんき鍼灸整骨院では何を見る?
成長期のかかと痛について、
- いつから痛むか
- どのスポーツをしているか
- 最近練習量が変わったか
- かかとのどこが痛むか
- 歩行時にも痛むか
- 走る・ジャンプでどう変化するか
- ふくらはぎ・足首の動き
- シューズの状態
などを確認します。
骨折などが疑われる場合や、強い痛み・腫れがある場合には整形外科での評価を優先していただきます。
今回の症例から確認したい5つのポイント
- 練習量が増えたあとから痛みが出ていない?
- 走る・ジャンプでかかとが痛くない?
- 休むと楽でも運動再開で再発していない?
- 痛みをかばって走り方が変わっていない?
- シューズのサイズや状態は合っている?
宝塚市・阪急山本駅周辺で子どものかかと痛にお悩みの方へ
今回ご紹介したのは、サッカー中のダッシュやジャンプでかかとの痛みが出ていた小学生男子の症例です。
成長期のかかと痛ではシーバー病が原因の一つとして考えられますが、すべてが同じ原因とは限りません。
痛みを我慢してスポーツを続けるのではなく、現在の運動量や身体の状態を確認しましょう。
まとめ
今回取り上げたのは、サッカーの練習量が増えたあとから、走る・ダッシュ・ジャンプでかかとが痛むようになった小学生男子の症例です。
休むと楽になるものの、運動を再開すると再び痛む状態でした。
成長期のかかと痛ではシーバー病が原因の一つとして考えられます。
ただし、子どものかかと痛をすべて「成長痛」と考えたり、反対にすべてシーバー病と決めつけたりすることはできません。
練習量、痛む場所、歩き方、腫れなどを確認し、必要に応じて整形外科での評価を受けましょう。
宝塚市・阪急山本駅周辺で、スポーツをしているお子さんのかかとの痛みにお悩みの方は、宝塚げんき鍼灸整骨院までご相談ください。

