「朝起きたら首が痛くて、横を向けない」
「夏になると寝違えることが多い気がする」
「冷房をつけたまま寝た翌朝、首や肩がガチガチになっていた」
このような経験はありませんか?
寝違えは、睡眠中に首へ負担のかかる姿勢が続いたときなどに起こると考えられています。
夏は冷房の使用、薄い寝具、寝苦しさによる睡眠の乱れなど、首や肩に負担がかかりやすい状況が重なることがあります。
ただし、冷房だけが寝違えの直接的な原因とは限りません。
今回は、夏の寝違えを防ぐために見直したい、冷房・枕・寝姿勢などの寝室環境についてご紹介します。
寝違えはなぜ起こる?
寝違えとは、朝起きたときに首の後ろや首から肩にかけて痛みがあり、首を動かしにくくなっている状態の一般的な呼び方です。
睡眠中に不自然な姿勢が長時間続くことで、一部の筋肉に負担が集中したり、首の関節周辺に炎症が起こったりすることが原因として考えられています。
疲れがたまっているときや、お酒を飲んだ後などは、普段より寝返りが少なくなり、同じ姿勢が続くこともあります。
寝違えの基本的な原因や、痛めた直後の注意点については、次の記事でも詳しく紹介しています。
夏の寝室で見直したい5つのポイント
1.冷房の風を首や肩へ直接当てない
冷房を使うこと自体が悪いわけではありません。
暑さを我慢して眠ると、寝苦しさや睡眠不足、熱中症などの危険があります。
注意したいのは、冷たい風が一晩中、首や肩へ直接当たり続ける状態です。
ベッドや布団の位置を変えられる場合は、風が直接当たらない場所へ移動しましょう。
位置を変えられない場合は、風向きを天井や壁側へ調整し、身体へ直接当たりにくくする方法があります。
2.首元だけ冷えすぎないようにする
夏は薄着や薄い寝具で眠るため、首や肩が露出したままになることがあります。
身体には布団がかかっていても、首や肩だけが冷房の風に当たっているケースも少なくありません。
薄手のタオルケットなどを肩周辺までかけ、冷えすぎないように調整してみましょう。
ただし、厚い寝具を無理に使用して暑くなりすぎないよう、室温や体調に合わせることが大切です。
3.枕の高さを確認する
枕が高すぎると、仰向けで寝たときに顎が胸側へ近づき、首が前へ曲がった姿勢になります。
反対に低すぎる枕も、首が反りすぎたり、横向きになったときに頭が下がったりすることがあります。
枕は「高い方がよい」「低い方がよい」と一律に決められるものではありません。
仰向けになったときに首が極端に曲がっていないか、横向きになったときに頭が大きく傾いていないかを確認してみましょう。
枕だけでなく、敷布団やマットレスの沈み込み方によっても、首の位置は変わります。
4.うつ伏せ寝が続いていないか確認する
うつ伏せで眠ると、呼吸のために顔を左右どちらかへ向けることになります。
その姿勢が長時間続くと、首の片側へ負担が集中する場合があります。
寝始めは仰向けや横向きでも、朝になるとうつ伏せになっている方もおられます。
毎朝同じ側の首が痛くなる場合は、寝る向きや枕の位置も確認してみましょう。
5.寝る前の首肩の疲れを持ち越さない
寝違えは、睡眠中の姿勢だけが原因とは限りません。
日中のデスクワークやスマートフォンの使用によって、寝る前から首や肩が疲れていることもあります。
その状態で長時間同じ姿勢が続くと、翌朝に痛みを感じることがあります。
寝る直前までスマートフォンを下向きで見ることを避け、入浴後に肩を軽く動かすなど、首肩の緊張をため込まないようにしましょう。
日頃から肩の重だるさがある方は、次の症状ページも参考にしてください。
寝違えた朝に避けたいこと
首が痛いからといって、無理に首を回したり、強く伸ばしたりするのは避けましょう。
- 痛みを我慢して首を大きく回す
- 痛い部分を強く揉む
- 勢いをつけてストレッチする
- 自分で首を強くひねる
痛みが強い間は、痛みが出る方向へ無理に動かさず、できるだけ楽な姿勢で過ごします。
軽い症状であれば、痛みの変化を確認しながら少しずつ首を動かせるようになることもあります。
夏の寝違えと冷房の関係については、次の記事でも詳しく解説しています。
こんな症状がある場合は医療機関へ
朝の首の痛みがすべて寝違えとは限りません。
- 腕や手にしびれがある
- 手や腕に力が入りにくい
- 強い頭痛や吐き気を伴う
- 発熱や強い倦怠感がある
- 転倒や交通事故後に痛みが出た
- 安静にしていても強く痛む
- 痛みが改善せず、徐々に悪化している
このような場合は、単なる寝違えと自己判断せず、整形外科などの医療機関へご相談ください。
寝違えを繰り返す方は首だけでなく全身を確認
宝塚げんき鍼灸整骨院では、痛みがある首だけでなく、肩甲骨や背中の動き、姿勢、日常生活での身体の使い方なども確認します。
状態に応じて、手技、ストレッチ、電気施術、鍼灸などを組み合わせ、首肩周辺の筋肉の緊張をやわらげるための施術をご提案します。
寝違えを繰り返している場合は、枕だけを何度も買い替える前に、日中の姿勢や首肩の状態も見直してみましょう。
どの症状ページを見ればよいか分からない場合は、以下の一覧からお悩みに近い症状をご確認いただけます。
まとめ
夏の寝違えを防ぐには、冷房を使わないことではなく、風を首や肩へ直接当てないことがポイントです。
枕の高さ、寝姿勢、寝具の状態、寝る前の首肩の疲れなども合わせて見直してみましょう。
寝違えを何度も繰り返す方や、首肩の重だるさが続く方は、宝塚げんき鍼灸整骨院までお気軽にご相談ください。


