スポーツ中に足首をひねった・筋肉を痛めた|捻挫・肉離れを放置しないために

お悩み別

「足首をひねったけど歩けるから大丈夫」

「ダッシュした瞬間にふくらはぎが痛くなったけど、少し休んだら動けた」

「試合があるからテーピングだけして続けよう」

スポーツ中の捻挫や肉離れでは、このようにケガを軽く考えてしまうことがあります。

しかし、歩けることや痛みが軽いことだけで、損傷の程度を判断することはできません。

捻挫では靱帯などが損傷していることがあり、肉離れでは筋肉や筋腱移行部などに損傷が起こります。

今回は、スポーツ中に足首をひねった、太ももやふくらはぎに急な痛みが出たときに、最初に確認したいこと、やってはいけないこと、医療機関を受診した方がよい症状について解説します。

捻挫は「ちょっとひねっただけ」とは限りません

捻挫は、関節に通常以上の力が加わったことで靱帯などの軟部組織を損傷した状態です。

スポーツでは、

  • ジャンプの着地で足首をひねる
  • 相手の足を踏んで足首をひねる
  • 切り返し動作で膝や足首を痛める
  • 転倒して手首をひねる

などで起こります。

足首をひねったあと、少し歩けると「捻挫だから大丈夫」と思ってしまいがちです。

しかし、日本整形外科学会でも、痛みを感じにくい靱帯もあるため、痛みの強さだけでケガの程度を判断しないことが重要とされています。

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肉離れとは?

肉離れは、スポーツなどで筋肉に急激な力が加わった際に起こる筋損傷です。

特に、

  • ダッシュ
  • 急な切り返し
  • ジャンプ
  • キック
  • 全力疾走

などで起こることがあります。

太ももの裏側や前側、ふくらはぎなどで多くみられます。

「ブチッとした感じがした」

「急に筋肉をつかまれたような痛みが出た」

「その瞬間から走れなくなった」

という場合は、肉離れなどの筋損傷が考えられます。

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捻挫と肉離れ、最初に確認したい5つのポイント

1.どうやって痛めた?

ケガを判断するうえでは、「どこが痛いか」だけでなく、痛めた瞬間の状況が重要です。

例えば、

  • 足首を内側へひねった
  • ジャンプの着地で痛めた
  • 全力疾走中に太ももが痛くなった
  • 相手選手と接触した
  • 転倒して身体をひねった

など、できるだけ具体的に覚えておきましょう。

2.腫れていない?

左右を見比べて、片側だけ大きく腫れていないか確認します。

受傷直後はそれほど腫れていなくても、その後数時間で腫れや内出血が目立ってくることがあります。

3.内出血は出ていない?

靱帯や筋肉などを損傷すると、時間がたってから皮下出血が出る場合があります。

太ももやふくらはぎの肉離れでも、翌日以降に紫色の内出血が広がることがあります。

4.体重をかけられる?

足首や脚を痛めたあと、ほとんど体重をかけられない場合は注意が必要です。

痛みを我慢して無理に歩き続けず、必要に応じて整形外科などで状態を確認しましょう。

5.力が入る?

肉離れなどでは、痛みだけでなく筋肉へ力を入れにくくなることがあります。

「歩けるけれど走れない」

「つま先立ちができない」

「蹴り出すと強く痛む」

などがある場合は、無理に競技を続けないようにしましょう。

ケガをした直後は、まず競技を中断する

試合中や練習中に痛めると、

「あと10分だから」

「テーピングすればいけそう」

「次の試合に出たい」

と、そのまま競技を続けたくなることがあります。

しかし、痛みが出た状態で無理に続けると、損傷が悪化する可能性があります。

まず競技を中断し、患部の状態を確認しましょう。

捻挫・肉離れ直後の基本的な対応

無理に動かさない

まず、痛みを強くする運動は中止します。

「動かせるか確認しよう」と何度もジャンプしたり、全力で走ったりする必要はありません。

患部を保護する

足首などに強い痛みがある場合は、必要に応じてサポーターやテーピングなどで保護します。

ただし、強く締めすぎて足先がしびれる、色が悪くなるといった場合はすぐに緩めてください。

腫れが強い場合は患部を高くする

足首などが腫れている場合は、横になれる環境であれば脚を少し高くして休ませます。

冷却は「痛みを和らげる目的」で短時間

ケガ直後に腫れや痛みが強い場合、冷却によって痛みが楽になることがあります。

氷などを使用する場合は直接皮膚へ長時間当てず、タオルなどを挟んで短時間にしましょう。

「冷やせば冷やすほど早く治る」というものではありません。

ケガ直後にやらない方がいいこと

痛い場所を強く揉む

肉離れを起こした直後に、痛い筋肉を強く揉みほぐす必要はありません。

出血や腫れがある急性期に強い刺激を加えるのは避けましょう。

無理なストレッチ

「筋肉が縮んだから伸ばせばいい」と、受傷直後に強くストレッチするのもおすすめできません。

特に肉離れでは、損傷した部分をさらに引き伸ばす可能性があります。

その場で何度も走って確認

一度休んで痛みが少し減ると、「走れるか試してみよう」と何度もダッシュしてしまうことがあります。

痛みがある段階で競技復帰テストを繰り返す必要はありません。

飲酒後にそのまま放置

スポーツイベント後などでは、そのまま飲酒するケースもあります。

まずはケガの程度を確認することを優先しましょう。

「歩けるから骨折じゃない」とは限りません

足首をひねったあとに歩ける場合でも、骨折を完全に否定することはできません。

特に、

  • 骨の一部分を押すと強く痛む
  • 急速に腫れてきた
  • 変形している
  • 体重をかけると強い痛みがある
  • 痛みが時間とともに増している

といった場合は、整形外科でレントゲンなどの検査が必要になることがあります。

当院でも骨折・脱臼などが疑われる場合は、医療機関での検査を優先していただきます。

肉離れと思ったらアキレス腱断裂だった、ということも

ふくらはぎの後ろに突然強い痛みが出た場合、「肉離れだろう」と思う方もいます。

しかし、アキレス腱断裂など別の外傷でも似たような状況になることがあります。

後ろから蹴られたような感覚があった、歩きにくい、つま先立ちが難しいなどの場合は、自己判断せず整形外科で確認してください。

痛みが減ったらすぐスポーツ復帰していい?

ここが非常に大切です。

日常生活で普通に歩けるようになったことと、スポーツへ完全復帰できることは同じではありません。

スポーツでは、

  • ダッシュ
  • ジャンプ
  • 急停止
  • 切り返し
  • 片脚着地

など、日常生活より大きな負荷がかかります。

日本整形外科学会でも、捻挫後にいきなり元の競技レベルへ戻ると再受傷する危険があり、段階的なリハビリテーションが必要とされています。

「歩けるから明日から試合」ではなく、ジョギング、ダッシュ、切り返しなどを段階的に戻していくことが大切です。

捻挫を繰り返している方へ

「昔から同じ足首を何度もひねる」という方もいます。

過去の捻挫後に、

  • 足首の動きが十分戻っていない
  • ぐらつき感が残っている
  • 片脚でのバランスが低下している
  • スポーツ動作へ十分戻さないまま復帰した

といった状態が残っている場合もあります。

痛みを取るだけで終わらず、競技に必要な動きを戻していくことも重要です。

「肉離れが治ったと思ったらまた同じ場所を痛めた」方へ

肉離れは、痛みが軽くなってから急に全力運動へ戻したときに、再び同じ部位を痛めることがあります。

競技復帰では、

  • 歩行
  • 軽いジョギング
  • スピードを上げたランニング
  • 競技特有の動作
  • 全力運動

と、状態に合わせて段階的に負荷を戻していくことが重要です。

肉離れの施術・競技復帰について詳しく見る

こんな場合は整形外科を優先してください

次のような症状がある場合は、整骨院だけで様子を見ず、整形外科など医療機関での検査をおすすめします。

  • 明らかな変形がある
  • ほとんど体重をかけられない
  • 急速に強く腫れてきた
  • 強い内出血が広がっている
  • 骨を押すと非常に強く痛む
  • 関節が大きくグラグラする
  • しびれや感覚異常がある
  • 筋肉がへこんだように感じる
  • 足先が冷たい、色がおかしい
  • 痛みが日に日に悪化している

スポーツ中のケガでは、捻挫だと思っていたら骨折、肉離れだと思っていたら別の損傷だったという可能性もあります。

宝塚げんき鍼灸整骨院での捻挫・肉離れへの対応

宝塚げんき鍼灸整骨院では、スポーツ中のケガについて、まず受傷状況を詳しく確認します。

そのうえで、

  • 腫れや内出血
  • 圧痛の位置
  • 関節の動き
  • 体重をかけられるか
  • 筋肉へ力を入れられるか
  • 競技種目
  • 復帰したい時期

などを確認します。

骨折・脱臼・大きな靱帯損傷などが疑われる場合は、医療機関への受診をご案内します。

状態に応じて、手技、固定・テーピング、物理療法、運動療法などを組み合わせ、日常生活から競技復帰まで段階的にサポートします。

捻挫・肉離れは健康保険を使える?

整骨院では、原因が明確な急性の捻挫・打撲・挫傷などについて、健康保険が適用できる場合があります。

例えば、

  • サッカー中に足首をひねった
  • テニス中にふくらはぎを痛めた
  • ランニング中に太ももを痛めた

など、いつ・どのように痛めたかが明確なケガです。

ただし、実際の保険適用は受傷原因や状態によって異なります。

慢性的な痛みや単なる筋肉疲労などは原則として健康保険の対象にはなりません。

捻挫・肉離れなど急なケガの保険施術について詳しく見る

以前の「歩きすぎによる痛み」との違い

旅行やレジャー後に脚全体が重い場合と、スポーツ中に「ひねった」「ダッシュした瞬間に痛めた」というケガでは考え方が違います。

明確な受傷原因がある場合は、単純な疲労として扱わず、捻挫・筋損傷などの可能性を確認することが大切です。

歩きすぎによる膝・足首の痛みとの違いを見る

宝塚市・阪急山本駅周辺でスポーツ中のケガにお困りの方へ

「歩けるから大丈夫」

「明日には治るだろう」

とスポーツ中のケガをそのままにすると、痛みや不安定感が残ったまま競技へ戻ってしまうことがあります。

早期復帰を目指す場合こそ、最初にケガの状態を確認し、現在どこまで動いてよいのかを判断することが大切です。

宝塚げんき鍼灸整骨院では、捻挫・肉離れなど急なスポーツ外傷から、競技復帰に向けた身体のケアまでご相談いただけます。

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まとめ

スポーツ中の捻挫や肉離れでは、「歩ける」「痛みが軽い」というだけでケガの程度を判断することはできません。

まず競技を中断して、腫れ、内出血、痛む場所、体重をかけられるか、力が入るかを確認しましょう。

ケガ直後に強く揉む、無理にストレッチする、何度も全力で走って確認するといったことは避けてください。

そして、痛みが軽くなったからといって、すぐに全力の競技へ戻すのではなく、身体の状態に合わせて段階的に復帰することが再受傷予防につながります。

宝塚市・阪急山本駅周辺で、スポーツ中に足首をひねった、太もも・ふくらはぎを痛めたという方は、宝塚げんき鍼灸整骨院までご相談ください。


参考:公益社団法人 日本整形外科学会「捻挫」

参考:公益社団法人 日本整形外科学会「肉離れ」

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