「追突事故のあと、背中が張ってきた」
「首より背中の方が痛い気がする」
「事故直後は大丈夫だったのに、翌朝から背中を動かすと痛い」
このような症状はありませんか?
交通事故では、むちうちによる首の痛みや腰痛が注目されやすいですが、衝突時には肩甲骨周辺・背中・胸椎周辺にも力が加わることがあります。
そのため、事故後に背中の張りや痛みが出ることがあります。
ただし、交通事故後の背中痛をすべて「筋肉が張っただけ」と考えることはできません。
強い外力が加わった場合には、骨折などの外傷を確認する必要があります。
今回は、交通事故のあとに背中が痛くなった方へ、確認したい症状、セルフケア、整形外科を優先した方がよいケースについて解説します。
交通事故では背中にも衝撃が加わります
追突事故では身体が急激に前後へ動きます。
シートベルトや座席によって身体が固定される一方、首・肩・背中・腰には瞬間的な力が加わります。
事故後には、
- 肩甲骨の間が痛い
- 背中全体が張る
- 身体をひねると痛い
- 起き上がると背中が痛い
- 長く座っていると重だるい
などの症状が出る場合があります。
事故直後は痛くなくても翌日に出ることはある?
交通事故後の症状は、必ず事故直後から強く出るとは限りません。
事故直後は警察や保険会社への対応などで緊張しており、身体の変化に気づきにくい場合があります。
その後、
- 帰宅後
- 夜になってから
- 翌朝
- 数日後
に首・肩・背中などの痛みを自覚することがあります。
事故後に新しく出てきた症状は、「後からだから事故と関係ない」と自己判断せず、医療機関で伝えてください。
「背部挫傷」とは?
交通事故などで背中へ衝撃が加わった場合、医療機関で「背部挫傷」などと診断されることがあります。
一般に挫傷とは、筋肉などの軟部組織が外力によって傷ついた状態を指します。
ただし、症状だけで筋肉の損傷と決めつけることはできません。
交通事故のように強い外力が加わった場合は、まず骨折などがないか医療機関で確認することが大切です。
レントゲンで異常なし=何も傷めていない?
レントゲン検査は骨折や脱臼などを確認するうえで重要です。
一方、筋肉・靱帯などの軟部組織のすべてがレントゲンで分かるわけではありません。
そのため、
「レントゲンで異常がなかった=痛みは気にしなくてよい」
という意味ではありません。
痛みが続く場合や、新しい症状が出た場合は再度医師へ伝えましょう。
背中のどこが痛いか確認
「背中が痛い」といっても、場所は人によって異なります。
- 肩甲骨と肩甲骨の間
- 片側の肩甲骨周辺
- 背骨の中央
- 背中から腰の境目
- 肋骨周辺
痛む場所によって確認する内容も変わります。
病院や施術院では、「背中が痛い」だけでなく、指で場所を示して伝えると分かりやすくなります。
身体をひねると痛い場合
事故後、
- 振り向く
- ベッドから起きる
- 車から乗り降りする
- 身体をひねる
といった動きで背中が痛む場合があります。
こうした動作痛では、背中周辺の筋肉や関節などが関係している可能性があります。
ただし、強い痛みを我慢して何度もひねり、動きを確認する必要はありません。
深呼吸すると背中が痛い場合
深呼吸や咳で背中・胸周辺が痛む場合は、注意して確認しましょう。
肋骨や胸部周辺へ衝撃が加わっている場合もあります。
特に、
- 息苦しい
- 胸が強く痛む
- 呼吸がしにくい
- めまい・冷や汗がある
場合は、整骨院で背中をほぐすのではなく医療機関での評価を優先してください。
背骨そのものが強く痛む場合
交通事故のような強い外力では、脊椎の骨折なども確認が必要です。
特に、
- 背骨の一点が非常に強く痛い
- 動くだけで激痛が出る
- 身体を起こせない
- 転倒・衝突時に背中を強く打った
場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
高齢者は特に注意
骨粗鬆症がある方では、比較的小さな外力でも脊椎の骨折が起こる場合があります。
交通事故後に背中・腰の強い痛みが出た場合は、「軽い事故だったから大丈夫」と考えず医療機関へ相談してください。
手足のしびれが出た場合
背中の痛みに加えて、
- 腕・手がしびれる
- 脚がしびれる
- 手足に力が入りにくい
- 歩きにくい
場合は、神経への影響がないか確認する必要があります。
神経症状が強い場合は、施術より先に医療機関での評価を優先してください。
事故後すぐに強く揉んでもいい?
事故後の背中の張りが気になるからと、強いマッサージをすぐに行うことはおすすめしません。
事故直後は損傷の程度が分からない場合があります。
まず医療機関で必要な検査・診察を受けましょう。
ストレッチはした方がいい?
事故直後に痛みを我慢して、大きく背中をひねったり反らしたりする必要はありません。
特に、
- 鋭い痛みがある
- 深呼吸で強く痛む
- 手足のしびれがある
場合は無理なストレッチを避けましょう。
骨折などがなく、医師から特別な制限を受けていない場合は、回復段階に合わせて身体を動かしていきます。
ずっと安静にする方がいい?
事故後だからといって、長期間まったく身体を動かさないことが常に良いわけではありません。
必要な外傷が除外されたあと、状態に合わせて少しずつ通常の生活へ戻していくことが一般的です。
ただし、事故の程度や診断内容によって異なるため、自己判断で無理をしないようにしましょう。
交通事故後はまず整形外科へ
交通事故後に背中の痛みが出た場合は、まず整形外科など医療機関で外傷の状態を確認することをおすすめします。
交通事故は通常の日常動作とは違い、大きな外力が身体へ加わっています。
病院では何を伝える?
診察時には、
- 事故が起きた日時
- 追突・側面衝突など事故状況
- 背中のどこが痛いか
- いつから痛くなったか
- どんな動作で痛むか
- 深呼吸や咳で痛むか
- 手足のしびれがないか
を伝えましょう。
整形外科と整骨院は併用できる?
交通事故では、整形外科で医師による診察・検査を受けながら、整骨院で施術を行うケースがあります。
事故状況や保険会社との手続きによって取り扱いが異なるため、事前に確認してください。
自賠責保険が適用される場合
交通事故によるケガで自賠責保険が適用される場合、当院では窓口負担0円で施術を受けられる場合があります。
ただし、自動的にすべての事故へ適用されるものではありません。
事故状況や保険会社との手続きなどを確認します。
宝塚げんき鍼灸整骨院では何を確認する?
事故後の背中痛について、
- 事故状況
- 医療機関での診断内容
- 背中の痛む場所
- 身体を動かせる範囲
- 首・肩・腰の症状
- 深呼吸での変化
- 手足のしびれ
- 日常生活で困っている動作
などを確認します。
骨折などが疑われる場合や神経症状などが強い場合は、施術より医療機関での評価を優先します。
交通事故後の背中痛|7つのチェック
- 事故直後?翌日から?
- 背中のどこが痛い?
- ひねる・起きる動作で痛い?
- 深呼吸・咳で痛む?
- 背骨の一点が強く痛くない?
- 手足のしびれ・力の入りにくさはない?
- 息苦しさ・胸痛はない?
宝塚市・阪急山本駅周辺で事故後の背中痛にお悩みの方へ
交通事故では、首・腰だけでなく背中にも痛みが出る場合があります。
事故直後は軽くても、翌日から背中の張りや動作痛に気づくこともあります。
ただし、交通事故後の痛みは一般的な肩こり・背中のこりと同じように考えないことが大切です。
まず医療機関で必要な診察を受けたうえで、背中・首・腰などの症状が続く場合はご相談ください。
まとめ
交通事故では、むちうちによる首の症状だけでなく、背中にも痛み・張りが出る場合があります。
確認したいのは、痛む場所、事故から症状が出るまでの時間、動作痛、深呼吸での痛み、手足のしびれなどです。
背骨の強い痛み、息苦しさ、胸痛、手足の筋力低下などがある場合は、整骨院で様子を見ず医療機関での評価を優先してください。
宝塚市・阪急山本駅周辺で、交通事故後の背中・首・腰の症状にお悩みの方は、宝塚げんき鍼灸整骨院までご相談ください。

