交通事故後に頭痛がする|むちうち?頭部外傷?受診の目安を解説

交通事故後の頭痛についてむちうちと頭部外傷の違いや医療機関を受診すべき症状を解説するアイキャッチ画像 健康コラム

「交通事故のあとから頭が痛い」

「首も痛いから、むちうちによる頭痛?」

「頭は直接ぶつけていないから大丈夫?」

交通事故後の頭痛について、このようなご相談があります。

交通事故による外傷性頚部症候群、いわゆる「むちうち」では、首の痛み・肩こりだけでなく頭痛やめまい、手のしびれなどがみられることがあります。

一方で、事故後に頭痛が出た場合、すべてを「首からくる頭痛」と考えてよいわけではありません。

頭部へ衝撃を受けている場合には、脳振盪や頭蓋内の損傷なども含めて医療機関での評価が必要になることがあります。

今回は、交通事故後に頭痛が出た方へ、むちうちとの関係、頭部外傷で注意したい症状、整形外科・救急を受診する目安について解説します。

交通事故後のむちうちで頭痛は出る?

はい。交通事故後の外傷性頚部症候群では、頭痛がみられることがあります。

交通事故などによる頚部外傷のあとに、

  • 首の痛み
  • 肩こり
  • 頭痛
  • めまい
  • 手のしびれ

などがみられることがあります。

そのため、事故後に首の痛みと頭痛が同時に出ること自体は珍しいものではありません。

ただし、事故後の頭痛=すべてむちうちと自己判断するのは危険です。

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なぜ「事故後の頭痛」は慎重に見る必要がある?

交通事故では、首だけでなく頭部にも大きな力が加わる場合があります。

事故後の頭痛には、首周辺の外傷に関連するものだけでなく、頭部外傷後の頭痛が含まれる可能性があります。

そのため、特に事故直後から頭痛がある場合には、

  • 頭をぶつけたか
  • 一時的に意識を失わなかったか
  • 事故前後の記憶が抜けていないか
  • 吐き気・嘔吐はないか
  • 手足の動きに異常はないか

などを確認することが大切です。

「頭をぶつけていないから大丈夫」とは限りません

交通事故では、衝突・急停止などによって身体に大きな加速・減速の力が加わります。

頭を直接強くぶつけた場合はもちろん、事故の状況によっては頭頚部へ大きな力が加わっている可能性があります。

「頭をぶつけた記憶がない」という一点だけで、事故後の頭痛を安全と判断することはできません。

事故状況と症状を医師へ伝え、必要な評価を受けましょう。

事故直後は平気だったのに、あとから頭痛が出ることもある?

あります。

交通事故後の症状は、必ず事故直後から最大になるとは限りません。

事故直後には症状が軽かったものの、翌日・数日後から首の痛みなどが目立つ場合もあります。

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頭痛についても、事故後に新しく出てきた場合や、時間とともに悪化する場合には注意が必要です。

特に注意|頭痛がだんだん強くなる

事故後の頭痛が、

  • 時間とともに強くなっている
  • いつもの頭痛とは明らかに違う
  • 安静にしていても強い

場合は、単なる首こりとして様子を見ないようにしてください。

頭部外傷では、受傷直後には比較的会話ができていても、その後状態が変化するケースがあります。

こんな場合は迷わず救急要請を考えてください

交通事故後の頭痛に、次のような症状がある場合は緊急性があります。

  • 突然または非常に激しい頭痛
  • 意識がもうろうとしている、反応がおかしい
  • 呼びかけても起きにくい
  • 嘔吐を繰り返す
  • けいれんがある
  • 片側の腕や脚に力が入りにくい
  • ろれつが回らない、うまく話せない
  • 急に強くふらつく

こうした場合は整骨院へ向かうのではなく、119番への連絡など救急対応を優先してください。

吐き気がある場合は?

むちうちでも気分不良やめまいなどを伴うことがありますが、頭部外傷後の頭痛に吐き気・嘔吐を伴う場合は慎重な評価が必要です。

特に繰り返し吐く場合や、頭痛が強くなっている場合は医療機関を優先してください。

事故の記憶が一部ない場合

「ぶつかった瞬間のことを覚えていない」

「事故直前・直後の記憶が抜けている」

という場合も医師へ必ず伝えてください。

一時的な意識消失や事故前後の記憶の欠落も、頭部外傷を評価するうえで重要な情報です。

眠いだけ?事故後の眠気にも注意

事故後は精神的にも身体的にも疲れるため、単純に眠くなることもあります。

しかし、

  • 普段と違って異常に眠そう
  • 呼びかけへの反応が悪い
  • 会話がかみ合わない
  • どこにいるか分からない

ような場合は、単なる疲労と判断しないようにしてください。

首を動かすと後頭部が痛む場合

首の痛みと関連して、後頭部付近に頭痛を感じる方もいます。

事故後に、

  • 首を動かすと後頭部まで痛む
  • 首から肩が強くこわばる
  • 長時間同じ姿勢で頭痛が増える

といった症状がある場合、頚部外傷との関連も考える材料になります。

ただし、症状だけで「首が原因」と断定することはできません。

事故後に市販の頭痛薬を飲んで様子を見てもいい?

事故後に新しく出た強い頭痛を、市販薬だけで長く様子を見ることはおすすめしません。

薬で一時的に痛みが軽くなっても、原因の確認ができたことにはならないからです。

特に、頭をぶつけた、意識消失・記憶の欠落がある、頭痛が強くなっている場合は医療機関へ相談してください。

事故後、最初は何科へ行く?

首・肩・腰など交通事故による運動器の症状では、まず整形外科での診察が基本になります。

一方、頭部を打った、強い頭痛・吐き気・意識の異常などがある場合には、救急外来や脳神経外科などで頭部外傷について確認が必要になることがあります。

症状が強く緊急性が判断できない場合は、自己判断で運転せず救急要請を検討してください。

交通事故後は整形外科?整骨院?最初にすることはこちら

レントゲンで異常なしなら頭痛も問題ない?

首のレントゲンで骨折や脱臼が見つからなかったとしても、それだけですべての頭痛の原因が分かるわけではありません。

外傷性頚部症候群では、レントゲンで骨折・脱臼が認められなくても、首痛・頭痛・めまい・しびれなどがみられることがあります。

また、頭部外傷の評価では症状や受傷状況に応じてCTなど別の検査が検討されます。

「レントゲンが正常=どんな頭痛でも大丈夫」ではありません。

事故後の症状はメモしておく

診察時に役立つので、可能であれば次の内容を記録しておきましょう。

  1. 事故が起きた日時
  2. 頭や首をぶつけたか
  3. 頭痛が始まった時間
  4. どこが痛むか
  5. 痛みが強くなっているか
  6. 吐き気・めまいの有無
  7. 意識消失や記憶の欠落がなかったか
  8. 手足のしびれ・力の入りにくさ

「事故直後は首だけだったが、翌朝から頭痛が出た」など、時間経過も大切な情報です。

整骨院で頭痛だけを施術してもらえばいい?

交通事故後に新しく頭痛が出た場合、まず重要なのは危険な頭部外傷などがないか確認することです。

そのため、診断を受けていない事故後の頭痛に対して、最初から整骨院で首だけを施術するという考え方はおすすめしていません。

まず必要な医療評価を受け、その後、頚椎捻挫などに伴う首・肩の症状が続く場合に整骨院での施術を相談する流れが安全です。

宝塚げんき鍼灸整骨院で対応する交通事故施術

医療機関で診察を受けたあと、交通事故による頚椎捻挫・背部挫傷などで、

  • 首を動かすと痛い
  • 肩から背中が重い
  • 首がこわばる
  • 日常動作で首・肩がつらい

といった症状が続く場合にはご相談いただけます。

事故の状況、医療機関での診断内容、現在の症状を確認し、状態に応じて施術を行います。

一方、頭痛が急激に悪化した、意識状態がおかしいなど、再度医療評価が必要と考えられる場合には施術を優先せず受診をご案内します。

交通事故後の頭痛|7つのチェック

  1. 事故後に初めて出た頭痛?
  2. 時間とともに強くなっていない?
  3. 頭をぶつけた?
  4. 意識を失った・記憶が抜けた時間はない?
  5. 吐き気・繰り返す嘔吐はない?
  6. 手足のしびれ・力の入りにくさはない?
  7. 会話・意識・歩き方は普段どおり?

一つでも気になる症状がある場合は、事故後の頭痛を単なる肩こり・むちうちと自己判断せず医療機関へ相談してください。

宝塚市・阪急山本駅周辺で交通事故後の症状にお悩みの方へ

交通事故後のむちうちでは頭痛がみられることがあります。

しかし、事故後に新しく出た頭痛には、頭部外傷など医療機関での確認を優先した方がよいケースも含まれます。

特に頭痛が悪化している、嘔吐を繰り返す、意識がおかしい、手足に力が入りにくいなどの場合は、整骨院へ向かうのではなく救急対応を優先してください。

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まとめ

交通事故後の外傷性頚部症候群では、首の痛みだけでなく頭痛がみられることがあります。

ただし、事故後の頭痛をすべて「むちうちから来ている」と考えることはできません。

頭部へ衝撃を受けている場合には、頭部外傷について医療機関で評価することが大切です。

頭痛が徐々に悪化する、意識状態がおかしい、繰り返し嘔吐する、けいれん、手足の麻痺や力の入りにくさなどがある場合は、救急対応を優先してください。

医療機関で必要な検査・診断を受けたあと、交通事故による首・肩・背中などの症状が続く場合には、宝塚げんき鍼灸整骨院までご相談ください。

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