「仕事中ずっと立っていると腰が重くなる」
「朝は大丈夫なのに、夕方になると腰が痛い」
「座ると少し楽だけど、また立っているとつらくなる」
このようなお悩みはありませんか?
販売・接客・調理・工場・美容関係・医療介護など、長時間立った状態で仕事をする方では、仕事の後半になるにつれて腰の重だるさや痛みを感じることがあります。
ただし、「立っていること自体が悪い」わけではありません。
長時間ほとんど同じ姿勢で立っていること、片側へ体重をかけるクセ、腰を反らした立ち方、休憩が少ないことなど、複数の要因が重なっている場合があります。
今回は、立ちっぱなしで腰が痛くなる方に確認してほしいポイントと、仕事中・仕事後にできる腰痛対策、医療機関を受診した方がよい症状について解説します。
- 立ちっぱなしで腰が痛くなる人は珍しくありません
- まず確認|どんな立ち方をしていますか?
- 「立っている時間」より「動かない時間」に注目
- 仕事中にできる対策① 30秒でも姿勢を変える
- 仕事中にできる対策② 片足を少し高い場所へ乗せる
- 仕事中にできる対策③ 作業台の高さを確認する
- 靴も一度確認してみましょう
- 休憩で座ったあと、急に立たない
- 仕事終わりに腰を強く伸ばせばいい?
- 腰だけでなく股関節も動かしてみる
- 湿布だけで仕事を続けても大丈夫?
- 「立つと痛い・座ると楽」場合は注意
- 片側の腰だけ痛い場合
- こんな腰痛は整形外科へ
- 急に強い腰痛が出た場合
- 腰痛予防は「一日中いい姿勢」ではありません
- 宝塚げんき鍼灸整骨院では何を確認する?
- 鍼灸を取り入れることもあります
- 宝塚市・阪急山本駅周辺で立ち仕事の腰痛にお悩みの方へ
- まとめ
立ちっぱなしで腰が痛くなる人は珍しくありません
腰痛というと、デスクワークなど「座りっぱなし」をイメージする方も多いと思います。
しかし、腰にとって負担になりやすいのは座ることだけではありません。
長時間、ほとんど姿勢を変えずに立っていることでも腰や股関節周辺に負担を感じる方がいます。
特に、
- レジや受付で同じ位置に立っている
- 調理台の前からほとんど動かない
- 長時間の接客業
- 工場などで同じ場所に立って作業する
- 美容師・理容師など前かがみ姿勢も多い
- 医療・介護職で中腰姿勢を繰り返す
といった仕事では、「立つ+中腰+ひねる」など複数の負担が重なることもあります。
まず確認|どんな立ち方をしていますか?
① 片脚ばかりに体重を乗せている
長く立っていると疲れてくるため、無意識に右脚だけ、左脚だけへ体重を預けている方がいます。
たまに重心を移すこと自体は自然ですが、毎日ほぼ同じ側へ寄りかかる状態が続く場合は、腰や股関節周辺の負担の感じ方に左右差が出ることがあります。
「右腰だけ痛い」という方は、仕事中にどちらの脚へ体重を乗せるクセがあるか一度確認してみましょう。
② 膝をピンと伸ばし続けている
立っている間、両膝を完全に伸ばして身体を固めている方もいます。
数時間ずっと同じ姿勢へ固定する必要はありません。
作業に支障がない範囲で、膝を軽く緩めたり、足踏みしたり、立つ位置を変えたりしてみましょう。
③ お腹を前へ出して腰を反らしている
疲れてくると、骨盤を前へ押し出すようにして立つ方がいます。
その結果、腰を反らした状態が長時間続き、腰の後ろ側に重さや詰まり感を感じる場合があります。
ただし、「反り腰だから腰痛」と姿勢だけで原因を決めつける必要はありません。
反り腰が気になる方は、こちらのページも参考にしてください。
④ 前かがみのまま立っている
立ち仕事でも、実際には真っすぐ立っている時間ばかりではありません。
調理、施術、介護、品出しなどでは、身体を少し前へ倒した状態が長く続くことがあります。
特に腰だけを曲げて前かがみになる時間が長い方は、台の高さや作業する位置を見直してみましょう。
「立っている時間」より「動かない時間」に注目
立ち仕事の腰痛対策というと、
「正しい姿勢でずっと立ちましょう」
と言われることがあります。
しかし、人の身体はずっと同じ姿勢へ固定するようにはできていません。
完璧な姿勢を何時間も維持しようとするより、
- 左右へ重心を変える
- 数歩歩く
- 足踏みする
- 一度座る
- 作業姿勢を変える
など、こまめに身体の使い方を変えることを意識してみましょう。
仕事中にできる対策① 30秒でも姿勢を変える
忙しい仕事中に「1時間ごとに10分休憩」は現実的ではない方もいると思います。
そんな場合でも、
- レジが空いたときに数歩動く
- その場で軽く足踏みする
- 左右の足を一歩ずつ前後に入れ替える
- 一度肩の力を抜く
など、数十秒だけでも姿勢を変えることはできます。
腰がつらくなってから一気にストレッチするより、痛くなる前に小さく動く習慣を作ってみましょう。
仕事中にできる対策② 片足を少し高い場所へ乗せる
同じ場所で長時間立つ仕事では、安全に行える環境であれば、低い足台などに片足を一時的に乗せると腰が楽に感じる方もいます。
数分ごとに左右を入れ替えます。
ただし、転倒する危険がある場所や、作業の邪魔になる場所では行わないでください。
腰痛対策より安全が最優先です。
仕事中にできる対策③ 作業台の高さを確認する
調理や製造などでは、作業台が低すぎることで上半身を前へ倒した状態が続く場合があります。
逆に高すぎれば肩をすくめる姿勢になりやすくなります。
職場で調整できる場合は、無理なく作業できる高さか確認してみましょう。
靴も一度確認してみましょう
立ち仕事では一日の多くを同じ靴で過ごします。
そのため、
- 靴底がかなりすり減っている
- サイズが合っていない
- 足が靴の中で滑る
- 仕事後に足裏まで痛い
といった場合は、靴も見直してみましょう。
ただし、「この靴を履けば腰痛が治る」というものではありません。
腰だけでなく、足・膝・股関節を含めて身体全体で立っています。
休憩で座ったあと、急に立たない
立ちっぱなしで腰がつらくなり、休憩中ずっと座っていたあとに急に立つと、腰が伸びにくく感じることがあります。
立ち上がるときは、
- 椅子へ少し浅く座る
- 足を身体へ引き寄せる
- 身体を少し前へ移動する
- 脚も使いながらゆっくり立つ
ようにしてみましょう。
仕事終わりに腰を強く伸ばせばいい?
一日立って腰が重いと、帰宅後に腰を強く反らしたり、深く前屈したりしたくなるかもしれません。
しかし、痛みがある状態で限界まで動かす必要はありません。
まずは、
- 数分ゆっくり歩く
- 仰向けで膝を立てて休む
- 股関節や脚を軽く動かす
- 痛みのない範囲で身体を動かす
程度から始めます。
「腰が硬いから」と勢いをつけて伸ばすのは避けましょう。
腰だけでなく股関節も動かしてみる
立つ・歩く・しゃがむといった動作では、腰だけではなく股関節も使います。
仕事中ほとんど同じ姿勢で立っている方は、休憩中や帰宅後に軽く歩くなどして、股関節も動かしてみましょう。
腰だけを何度もひねるより、身体全体を動かす意識が大切です。
湿布だけで仕事を続けても大丈夫?
湿布や市販の鎮痛薬で一時的に痛みが軽くなることはあります。
しかし、毎日仕事が終わるたびに強く痛み、湿布を貼って翌日また同じことを繰り返しているのであれば、一度身体の状態や仕事中の負担を確認した方がよいでしょう。
痛みを隠して無理な作業を続けるのではなく、可能であれば仕事内容や休憩の取り方も調整してください。
「立つと痛い・座ると楽」場合は注意
立っていたり歩いたりすると腰だけでなく、お尻や脚まで痛む・しびれる方がいます。
さらに、座ったり少し前かがみになったりすると症状が軽くなる場合は、単純な筋肉疲労だけでなく腰部脊柱管狭窄症などが関係していることもあります。
特に中高年の方で、
- 立っていると脚がしびれる
- 歩いていると脚が痛くなって休みたくなる
- 少し座るとまた歩ける
という症状が繰り返される場合は、整形外科で状態を確認してください。
片側の腰だけ痛い場合
「右腰だけ」「左腰だけ」という痛みでも、原因は一つではありません。
仕事中の立ち方や作業方向が関係する場合もあれば、腰以外の原因が関係することもあります。
痛い側を強く揉めばよいと決めつけず、どの動作で症状が出るのかを確認しましょう。
こんな腰痛は整形外科へ
日本整形外科学会では、腰痛には腰椎の疾患だけでなく、内臓など腰以外の病気が原因となる場合もあるとしています。
次のような症状がある場合は、立ち仕事による腰痛と自己判断せず医療機関での確認を優先してください。
- 安静にしていても強く痛む
- 日に日に痛みが悪化する
- 発熱を伴う
- 脚の強いしびれがある
- 脚に力が入りにくい
- 転倒や事故後から腰が痛い
- 夜中も強く痛む
- 尿が出にくい、漏れるなどの異常がある
- 便の異常を伴う
- 理由のない体重減少など体調変化を伴う
特に神経症状や排尿・排便の異常がある場合は、早めの受診が必要です。
急に強い腰痛が出た場合
立ち仕事中に物を持った瞬間や身体をひねった瞬間、腰へ突然強い痛みが出ることもあります。
一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛では、無理にストレッチしたり揉んだりせず、まず痛みの少ない姿勢を探してください。
腰痛予防は「一日中いい姿勢」ではありません
仕事中ずっと、
「背筋を伸ばさなきゃ」
「お腹に力を入れなきゃ」
と身体を固め続ける必要はありません。
どんな姿勢でも、同じ状態を長時間続ければ疲れてきます。
腰痛予防では、姿勢そのものだけでなく、
- 姿勢を変える
- 少し歩く
- 休憩を取る
- 仕事以外でも適度に身体を動かす
ことを組み合わせてみましょう。
宝塚げんき鍼灸整骨院では何を確認する?
宝塚げんき鍼灸整骨院では、「立ち仕事だから腰が痛い」というだけで判断することはありません。
まず、
- 何時間くらい立っているか
- 仕事の前半・後半どちらがつらいか
- 立っているだけで痛いか
- 歩くと楽になるか、悪化するか
- 前屈・後屈のどちらで痛むか
- お尻や脚のしびれがないか
- 股関節の動き
- 仕事内容や中腰動作の有無
などを確認します。
医療機関での検査が必要と考えられる場合は、整形外科への受診をおすすめします。
筋肉の緊張や身体の動き、仕事中の負担などが関係している場合は、状態に合わせて手技・ストレッチ・鍼灸などをご提案します。
鍼灸を取り入れることもあります
慢性的な腰まわりの緊張や重だるさがある方では、身体の状態に合わせて鍼灸を取り入れる場合があります。
ただし、鍼灸だけで仕事内容や長時間の立ちっぱなしという負担をなくすことはできません。
施術とあわせて、休憩の取り方や立ち方、身体を動かす習慣も見直していきます。
宝塚市・阪急山本駅周辺で立ち仕事の腰痛にお悩みの方へ
「仕事だから立つのは仕方ない」
「毎日夕方になったら腰が痛いのが当たり前」
と我慢していませんか?
立ち仕事そのものをやめられなくても、立ち方、作業環境、休憩の取り方、身体の使い方を見直せる場合があります。
宝塚げんき鍼灸整骨院では、腰だけを見るのではなく、股関節の動きや仕事内容なども確認しながら施術をご提案しています。
まとめ
立ちっぱなしで腰が痛くなる方は、「立っていることが悪い」と考えるより、長時間同じ姿勢へ固定されていないかを確認してみましょう。
片脚に体重を乗せ続ける、腰を反らして立つ、中腰姿勢が続くなど、仕事中の身体の使い方も腰への負担に関係することがあります。
仕事中は、短時間でも重心を変える、少し歩く、姿勢を変えるなど、小さな動きを取り入れてみてください。
また、脚のしびれや筋力低下、安静時の強い痛み、発熱、排尿・排便の異常などがある場合は、立ち仕事による腰痛と自己判断せず医療機関での確認を優先してください。
宝塚市・阪急山本駅周辺で、立ちっぱなしの仕事による腰痛や仕事終わりの腰の重だるさにお悩みの方は、宝塚げんき鍼灸整骨院までお気軽にご相談ください。


