夏休み前後は、部活・クラブチーム・ランニング・試合・合宿などで運動量が増えやすい時期です。
その中で注意したいケガのひとつが、肉離れです。
特に、
- ダッシュした瞬間に太ももが痛くなった
- ふくらはぎにピキッと痛みが走った
- ジャンプや切り返しで筋肉を痛めた
- 運動後に太ももやふくらはぎが強く張る
- 歩くと筋肉が痛い
- 疲れているのに無理して練習を続けた
このような症状がある場合は、肉離れに注意が必要です。
肉離れは、筋肉に急な力が加わることで、筋肉の線維が傷つくケガです。
夏は暑さによる疲労、水分不足、練習量の増加などが重なり、筋肉を痛めやすくなることがあります。
肉離れとは?
肉離れは、筋肉が急に引き伸ばされたり、強く縮もうとしたりしたときに起こるケガです。
太ももの裏、太ももの前、ふくらはぎなどに起こりやすく、ダッシュ・ジャンプ・急な方向転換・踏み込み動作で痛めることがあります。
軽い違和感程度で済む場合もありますが、状態によっては歩くのがつらくなったり、競技復帰まで時間がかかったりすることもあります。
当院の症状一覧では、腰・下半身の症状として肉離れなどのスポーツのお悩みも掲載しています。
夏に肉離れが起こりやすい理由
夏は暑さで体力を消耗しやすく、知らないうちに疲労がたまりやすい季節です。
疲労がたまると筋肉の反応が遅れたり、フォームが崩れたりして、急な動作で筋肉に負担がかかりやすくなります。
また、汗をかくことで水分やミネラルのバランスが乱れると、筋肉がこわばりやすくなることがあります。
その状態でダッシュやジャンプ、切り返し動作を繰り返すと、太ももやふくらはぎに負担が集中しやすくなります。
太ももの裏・ふくらはぎは特に注意
肉離れは、太ももの裏やふくらはぎに起こりやすいケガです。
太ももの裏は、走るときに股関節と膝の動きに関わるため、ダッシュや急なストップ動作で負担がかかりやすくなります。
ふくらはぎは、ジャンプや踏み込み、方向転換で強く使われます。
特に、練習量が急に増えた時期や、試合が続いて疲労が抜けていない時期は注意が必要です。
シンスプリントや膝の痛みと一緒に出ることもあります
スポーツ中の痛みは、ひとつの場所だけに出るとは限りません。
すねの内側が痛いシンスプリント、膝の痛み、足裏の痛みなどがある状態で運動を続けると、かばう動きによって別の筋肉に負担がかかることがあります。
すねの痛みが気になる方は、シンスプリントの症状ページも参考にしてください。
膝の痛みがある方は、膝の痛みの症状ページもご覧ください。
腰や骨盤のバランスも関係します
肉離れは、痛めた筋肉だけの問題ではありません。
骨盤や股関節の動きが悪い場合、太ももやふくらはぎに余計な負担がかかることがあります。
また、腰まわりが硬い方や、左右どちらかの足に体重が偏りやすい方は、走る・踏み込む・切り返す動作で筋肉に負担が集中しやすくなります。
腰の重だるさや動きにくさがある方は、腰痛の症状ページも参考になります。
姿勢や身体全体のバランスが気になる方は、姿勢改善のページもご覧ください。
肉離れを起こした直後に気をつけたいこと
肉離れのような急な筋肉の痛みが出た直後は、無理に動かさないことが大切です。
痛みがある状態で走り続けたり、強く伸ばしたりすると、状態が悪化することがあります。
まずは運動を中止し、痛みの強い動作を避けましょう。
強い痛みや腫れ、内出血がある場合、歩くのが難しい場合は、早めに整形外科などの医療機関で確認することをおすすめします。
夏のスポーツで肉離れを防ぐために
肉離れの予防には、筋肉を良い状態に保つことが大切です。
- 急に練習量を増やしすぎない
- 疲れている日は無理をしすぎない
- 練習前に軽く身体を動かしてから強度を上げる
- 練習後は太ももやふくらはぎを軽くケアする
- 水分補給と休憩をこまめにとる
- 痛みや違和感がある状態で走り続けない
特に夏は、暑さで疲労に気づきにくいことがあります。
「少し張っているだけ」と思っていても、疲労がたまった状態で全力ダッシュをすると、筋肉を痛めることがあります。
保険施術の対象になる場合があります
肉離れは、原因がはっきりしている急なケガとして、状態によっては健康保険の対象になる場合があります。
例えば、部活中にダッシュした瞬間に太ももを痛めた、ジャンプの着地でふくらはぎを痛めたなど、受傷状況が明確な場合です。
ただし、実際に保険が使えるかどうかは、痛めた状況や経過によって異なります。
治療コースや保険施術の目安については、治療コース&料金のページも参考にしてください。
注意が必要な筋肉の痛み
筋肉の痛みの中には、早めに医療機関で確認した方がよいものもあります。
特に、
- 歩けないほど痛い
- 強い腫れや内出血がある
- 痛めた瞬間にブチッという感覚があった
- 患部にへこみがある
- 痛みがどんどん強くなっている
このような場合は、まず整形外科などの医療機関へご相談ください。
肉離れは早めの対応が大切です
肉離れは、軽いと思って無理を続けると、痛みが長引いたり、再発しやすくなったりすることがあります。
特にスポーツをしている方は、痛みが落ち着いても、筋肉の柔軟性や動き方が戻っていない状態で復帰すると、再び痛めることがあります。
当院では、肉離れ・シンスプリント・膝の痛み・腰痛・スポーツによる身体の不調などに対応しております。
どの症状に当てはまるかわからない方は、症状一覧ページも参考にしてください。
夏のスポーツを安心して続けるためにも、肉離れや筋肉の痛みを我慢しすぎず、早めに身体の状態を確認していきましょう。


